【読書感想記そのに】経済とは人間の欲望と行動を貨幣で数値化したものである!日経新聞の読み方
「経済」という言葉、敷居が高く感じませんか?
とりあえず、スーパーの食品が高くなると少し気になるこの言葉。
旦那さんが「日経新聞をとる!」と意気込んだときは、ほんとだなと念を押したんですがね。やはり定期購読をしたものの、忙しく読む時間がないようで...
私に託されたものの、おい、苦手だと言ってるでしょ!
チラシしか見ないよ、しかもマンションや不動産ばかりだよ。
「経済」を知る前に、うちの「経済」が危ないよ。
新聞代もバカにできないんだぞ〜。
これはさすがにお金をドブに捨てているなぁ...と考えているときに出会ったのが、この本です。
【日経新聞読みこなし隊 第3版: 渋井 真帆,日経経済出版社】
経済とは何かを解説しながら、新聞の読み方をわかりやすく教えてくれます。
とくに経済とは人間の欲望と行動を貨幣で数値化したものであるという言葉に爆笑しました。
なるほど。わかりやすい。
簡潔かつ的確で明瞭な言葉に、一瞬にして私の苦手意識は吹っ飛びました。
また、記事はその新聞社の「考え」というフィルターがかかってしまいます。
朝日新聞なら朝日フィルター、読売新聞なら読売フィルターという具合いですね。
なので、同じ事件でも新聞社によって、内容が若干異なるというのはこのフィルターによるものだったんです。納得。
では、日経新聞のフィルターはなにか。
ずばり「経済」です。
経済を通して、世の中を見ることができるって胸がときめきます。
ちなみに著者は「世界経済欲望ドラマ」新聞と申しておりました。
欲望って、、、でも確かにその通りですよね。
意識高いお昼のワイドショーな感じでしょうか。
あんなに苦手意識のあった「経済」がちょっとくすっと笑ってしまう、
身近なものに近づきました。記事を読むのが楽しく感じます。
また経済新聞は、全てを読まなくても良く、
「国、企業、個人」という3つのマルを意識しながら読み解くことが大切だと
教えていただきました。
後半は実際の記事を使用しながら、読み解き方を解説しています。
普段、何気なく読んでいた記事が、「経済」や「人の考え方」を考えながら、
読めるようになり、経済を身近に感じるようになりました。
とはいえ、毎日読んでるのかと問われると、
そこはまた別問題なのですが...
さっくりと読めます。日経新聞入門講座だと思います。
日経新聞がちょっと苦手、とりあえず始めてみよう、という方には全力でオススメします。
でわ〜